クロマグロ、15年の増枠焦点に 国際委員会、漁獲枠据え置く 印刷
2013年 11月 27日(水曜日) 22:16

南アフリカ・ケープタウンで開かれていた大西洋まぐろ類保存国際委員会年次総会は25日、2014年のクロマグロの漁獲枠を13年から据え置くことを決め、閉幕したと各紙が報じた。今後の焦点は15年の増枠が実現するかに移る。日本政府代表団のトップで、今回の総会の議長も務めた宮原水産庁次長は終了後、「大幅な増枠を許すだけの科学委勧告が出るかどうか。出た場合は、(漁獲国)皆が合意できる配分ができるかが来年の鍵だ」と指摘。