国の税収、2兆円上振れ 13年度、企業収益拡大 印刷
2013年 11月 25日(月曜日) 22:43
2013年度の国の一般会計税収が、今年1月時点の見積もりより2兆円程度上振れし、45兆円台となる見通しであることが21日分かったと各紙が報じた。円安などを背景に企業収益が拡大し、法人税収が想定を上回る見込みとなったのが主因。政府は税収の上振れ分を、12月中旬に編成する13年度補正予算の財源に充てる。補正予算は消費税増税に備えた経済対策を盛り込み5兆円規模となるが、12年度決算の剰余金なども活用して国債の追加発行は見送るという。