台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンに向け、日本の国際緊急援助隊医療チームの第2次隊28人が20日午前、成田空港をチャーター機で出発したと各紙が報じた。井上潤一団長(48)は「フィリピンの人々に一日も早く笑顔を取り戻してもらえるよう、最善の医療をしたい」とあいさつ。11日に出発した第1次隊と交代し、最大の被害を受けたタクロバン市で被災者の治療にあたるという。