EU、日本に関税「90%即撤廃」要求 印刷
2013年 11月 19日(火曜日) 23:01

日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)交渉で、EUが日本に対し、全品目のうち90%の品目で関税を即時に撤廃するよう求めていることが分かったと各紙が報じた。これに対し、日本は段階的な撤廃で90%近くにすると応じたがEU側と折り合えず、交渉は難航している。高い水準の自由化を目指すEUに対し、日本はコメや麦など関税撤廃の「聖域」とされる重要5項目を中心に、一定程度の関税を維持したい立場を取る。両者の溝は埋まらず、リストを交換できていないという。