朴大統領「共同歴史教科書を」日中韓念頭に提案、日本は否定的 印刷
2013年 11月 18日(月曜日) 23:38

韓国の朴槿恵大統領は14日、ソウル市内で演説し、日本と中国、韓国の3カ国を念頭に「北東アジア共同の歴史教科書」作りを提案したと各紙が報じた。最近の日韓、日中の対立とその解消へ向け努力している姿勢を示そうとしたものとみられるが今後、日中両国に具体案を持ち掛けるかは不透明だ。朴氏は演説でドイツとフランス、ポーランドの各国が共同で歴史教科書を編纂したことを例に挙げ、「北東アジア共同の歴史教科書を発刊することで、東西欧州がそうしたように協力と対話の慣行を積み重ねることもできる。歴史問題の壁を崩す日が来るかもしれない」と主張したという。