原子炉建屋地下、汚染水の漏出状況を確認 |
![]() |
2013年 11月 16日(土曜日) 23:01 | |||
各紙によれば東京電力は13日、炉心溶融した福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋地下の2か所で、汚染水が漏れ出している様子を確認したと発表した。水漏れ箇所は、原子炉格納容器下部のドーナツ形をした「圧力抑制室」の近くで、格納容器から汚染水が漏れている大まかな場所が分かったのは、燃料が溶融した1~3号機を通じ初めて。40年にわたる廃炉作業で、1~3号機の原子炉からの溶融燃料取り出しは最大の難関となる。そのためにはまず格納容器の漏水を止める必要があり、今後、格納容器の漏えい箇所を特定すれば、溶融燃料取り出しに向けた重要な第一歩となるという。
|