GDP年率1.9%増、成長減速 7~9月期、輸出はマイナスに 印刷
2013年 11月 16日(土曜日) 23:01

内閣府が14日発表した7~9月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動を除く実質で前期比0.5%増、このペースが1年間続くと仮定した年率換算で1.9%増と4四半期連続のプラスになったと各紙が報じた。経済対策による公共投資が景気を下支えした。ただ、個人消費の伸びが一服し、輸出がマイナスに転じたことから4~6月期の年率3.8%増と比べて増加幅は縮小し、安倍政権発足後から続いていた高い成長は減速した。個人消費は前期比0.1%増にとどまり、輸出は0.6%減だった。公共投資は6.5%増で成長を支えた。