洋上風力発電、福島沖で運転開始 |
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2013年 11月 12日(火曜日) 22:34 | |||
福島県沖の大規模な洋上風力発電施設が11日、運転を始めたと各紙が報じた。国と福島県が丸紅や日立製作所など10社と東京大学で組織するコンソーシアムに委託して実証研究を進めるもので、出力は2千キロワット。福島県いわき市で同日、佐藤雄平知事や沿岸部自治体の首長、漁業関係者らが出席して運転開始式を開いた。直径80メートルの風車1基を海に浮かべて発電する。設置できる場所が広く風も強い沖合で耐久性を確かめながら、漁業との共存や事業化の可能性を調べる。来年度には発電能力が7千キロワット、頂点までの高さが200メートル前後の風車2基を増設する計画だという。
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