高速またぐ陸橋、点検不備が全国に1183本 635本、完成後放置 |
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2013年 10月 03日(木曜日) 00:00 | |||
全国の高速道路をまたぐ陸橋の点検状況を会計検査院が調べたところ、これまで一度も点検されていない橋が635本あることが、1日までに分かったと各紙が報じた。記録がなく点検したか不明の548本を加えると、安全性が確保されていない橋は全体の4分の1の11183本に上った。現行の耐震基準に適合するか分からない橋が約1500本あることも判明。維持管理を担う自治体側の人材や財源不足で、交通量の少ない陸橋にまで手が回っていないケースが多いとみられ、検査院は高速道路会社6社に、自治体と協力した早期の点検実施などの改善を求める方針だという。
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