原発汚染水で福島沖試験操業中止 9月から、地元漁協決定 印刷
2013年 8月 23日(金曜日) 00:00

東京電力福島第1原発事故による汚染水が海に流出している問題を受け、福島県相馬市の相馬双葉漁業協同組合は22日、昨年6月から続けている試験操業を9月1日から中止すると決定したと各紙が報じた。県南部のいわき市漁協は既に、9月から始める予定だった事故後初の試験操業の延期を決めている。県北部の相馬双葉漁協も断念したことで、福島県沖の漁業は当面、中断することになる。