初の1000兆円突破、「国の借金」膨張止まらず 1人当たり792万円 印刷
2013年 8月 13日(火曜日) 00:00

財務省は9日、国債や借入金、政府短期証券の残高を合計した「国の借金」が6月末時点で1008兆6281億円になったと発表したと各紙が報じた。社会保障費など歳出増加に伴って借金の膨張に歯止めがかからず、3月末から17兆270億円増え、初めて1000兆円を突破した。日本の厳しい財政事情が改めて浮き彫りになった。7月1日時点の人口推計(1億2735万人)で割ると、国民1人当たり約792万円の借金を背負う計算となるという。