帰還困難区域でコメ試験栽培 印刷
2013年 6月 11日(火曜日) 00:00

原発事故による帰還困難区域の飯舘村長泥地区で10日、コメの試験栽培が始まったと各紙が報じた。除染を終えた水田で収穫したコメに放射性セシウムがどのぐらい含まれるかを調べた後、すべて廃棄処分される。農水省によると、帰還困難区域で国が除染した農地を使い、試験栽培するのは初めてという。昨年8月、農水省の実証事業で表土を5センチはぎ取り、客土した田の一部。5アールの広さで、長泥地区の鴫原良友区長が、ひとめぼれを植えたという。