南海トラフ地震、大阪府が被害想定 浸水面積3倍に 印刷
2013年 6月 06日(木曜日) 00:00

各紙によれば大阪府は6日、東海から九州沖を震源域として将来的に起きるとされる「南海トラフ巨大地震」の被害想定を明らかにした。府の想定では、国が昨夏に公表した想定と比べ、津波による浸水面積は3倍の9000ヘクタール超に拡大。揺れによる液状化現象は大阪湾岸部のほぼ全域で甚大な被害が想定されるほか、地盤が比較的安定しているとされる大阪市内を南北に延びる丘陵地「上町台地」でも生じる可能性があると新たに予測された。府は「最悪の事態を想定して行ったもので極端なケースだ」としているという。