鎌倉の海水浴場「命名権」売却先決定 印刷
2013年 5月 16日(木曜日) 00:00

神奈川県鎌倉市は、毎年100万人前後が訪れる3つの海水浴場について、維持管理にかかる費用を確保するため、海水浴場に名前をつける権利、「命名権」の売却先を募集していたが、15日、地元の老舗の菓子製造販売会社に売却すると発表したと各紙が報じた。名前については、今後市民などから公募して決めたいとしてる。鎌倉市が命名権を売却するのは、由比ガ浜と材木座、それに腰越の3つの海水浴場で。審査の結果、提案された金額が最も高いことなどから、地元、鎌倉市の菓子製造販売会社「豊島屋」に売却することが決まった。「豊島屋」は鳩をかたどったクッキーで知られる明治27年創業の老舗で、命名権は年間1200万円、10年間の契約で売却されるという。