被災した国内最大級の防潮堤復旧工事始まる 岩手・宮古市田老 |
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2013年 5月 14日(火曜日) 00:00 | |||
各紙によれば東日本大震災で被災した岩手・宮古市田老にある国内最大級の防潮堤の復旧工事が、14日から始まった。「X字」型に組み合わされた宮古市田老の2本の防潮堤は、震災で海側の防潮堤の大部分が壊れ、被害の少なかった陸側も、地盤沈下で70cmほど低くなった。今回は、陸側の防潮堤のかさ上げ工事で、初日の14日は、転落防止柵の撤去から始まった。工事では、防潮堤の上に、高さ70cm、厚さ50cmのコンクリートの壁を作り、震災前と同じ高さに戻す。工事は、機材や作業員の確保が難しかったため、計画よりおよそ1カ月半遅れているが、予定通り、2013年9月の工事完了を見込んでいるという。
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