八戸港に防潮堤 県計画 総延長24キロ |
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2013年 5月 09日(木曜日) 00:00 | |||
東日本大震災で津波被害を受けた八戸港沿岸部について、県は津波の浸水からの「防護ライン」を設定し、総延長24キロの防潮堤を建設する計画をまとめたと各紙が報じた。8日から八戸市内で立地企業や住民を対象にした説明会を始めた。防護ラインは「比較的発生頻度の高い津波」を想定し、エリアや施設の重要性などを考慮して設定。このうち防潮堤は、防波堤の内陸側になる八太郎地区から恵比須浜漁港までを計画範囲とした。津波想定から高さはおおむね2メートルで、高いところは約3メートル。この地区には八戸製錬などの工場、石油基地、火力発電所などの立地も多いという。
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