スー・チーさん、京大に27年ぶり「里帰り」 印刷
2013年 4月 17日(水曜日) 00:00

日本政府の招きで27年ぶりに来日したミャンマーの最大野党国民民主連盟を率いるアウン・サン・スー・チー氏は15日、かつて研究者として所属した京都大を27年ぶりに訪問したと各紙が報じた。高い業績を上げた国内外の研究者らを顕彰するため、京大が3月に新設した「名誉フェロー」の第1号に選ばれ、称号を贈られた。父親のアウン・サン将軍が率いた母国の独立運動を研究するため、1985~86年に京大で客員研究員を務めた。研究員時代に通い、91年のノーベル平和賞受賞を機に京大が「スー・チー・ルーム」と名付けた東南アジア研究所の研究室にも訪れたという。