発射なら追加措置 G8、北ミサイル非難声明 印刷
2013年 4月 12日(金曜日) 00:00

各紙によれ主要国(G8)外相会合は11日、ロンドンで2日目の協議を行い、弾道ミサイル発射の動きなど挑発行為を続ける北朝鮮を「最も強い言葉」で非難し、自制を求める議長声明を採択し閉幕した。ヘイグ英外相は閉幕後の記者会見で、「さらなる核実験やミサイル発射を実施した場合、それ相応の重い追加措置を取る」と北朝鮮に警告、対北制裁強化を図る方針を示した。議長声明では、北朝鮮に核・ミサイルの開発継続が「さらなる孤立化を招く」と警告したうえで、2005年の6カ国協議共同声明を順守して一連の開発計画を放棄し、挑発行為を控えるよう北朝鮮に要求。さらに、北朝鮮における組織的かつ広範な人権侵害に懸念を表明し、拉致、離散家族の再会を含む人道問題に取り組む必要性も強調したという。