盛岡産原木生シイタケの出荷制限解除 :福島第1原発事故  印刷
2013年 4月 09日(火曜日) 00:00

東京電力福島第1原発事故による放射能汚染で、出荷を制限していた露地栽培の盛岡市産原木生シイタケについて、国は8日、全国で初めて制限を解除したと各紙が報じた。昨年5月、国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える140ベクレルの放射性セシウムが検出され、出荷を制限。岩手県が昨年12月に実施した生産者の全戸検査で、基準値を超える値が検出されなかったことなどから解除を決めた。厚生労働省によると、露地栽培の原木生シイタケは岩手、宮城、福島など6県93市町村で出荷制限が続いているという。