中間貯蔵施設の現地調査へ 環境省 印刷
2013年 4月 09日(火曜日) 00:00

東京電力福島第一原子力発電所事故で出た汚染土を福島県内で保管する中間貯蔵施設の建設について、環境省は9日午後、候補地3町のうち楢葉町で、民間業者を同行して現地調査を始めると各紙が報じた。調査は、地質や水源の状態を把握するのが目的。町が設置した仮置き場数か所を視察するほか、ボーリング調査を予定している候補地の視察も検討している。井上信治副大臣が8日に松本幸英町長に方針を伝え、町側が了承した。同省は「大型連休前までに調査結果をまとめて町に報告したい」としているという。