美唄の隕石 急きょ展示 ロシアの隕石で問い合わせ相次ぎ 印刷
2013年 2月 21日(木曜日) 00:00
ロシア中部上空で爆発、落下した隕石に注目が集まる中、北海道美唄市は19日、1925年に同市内に落下した「沼貝隕石(光珠内いん石)」の展示を市役所1階ロビーで始めたと各紙が報じた。同市によると、国立科学博物館のリストに登録されている隕石は約50個で、道内ではこの隕石が唯一という。沼貝隕石は一辺が8~9センチの二等辺三角形状で、厚さ1~1・5センチ。かんらん岩が主成分でニッケルなどの金属も含まれている。落下当時、爆弾のような激しい音で麦のわら束に落ち、住民は恐れてしばらく近づかなかったという。