米、稲川会に経済制裁 指定暴力団主要3団体すべて対象に 印刷
2013年 1月 25日(金曜日) 18:20

各紙によれば米財務省は23日、指定暴力団稲川会と清田次郎(本名・辛炳圭)会長、ナンバー2の内堀和雄理事長を金融制裁の対象に指定した。指定暴力団の制裁は山口組、住吉会に次いで3例目。米国内の資産を凍結し、米国企業に稲川会との取引を禁止する。財務省は稲川会などの暴力団が武器や麻薬の密売、売春、人身売買、マネーロンダリング(資金洗浄)に関与しており、清田会長と内堀理事長は組織の方針を指示する重要な役割を果たし、山口組との連携を強めていると指摘したという。