ヒトiPS細胞から毛包 脱毛症治療研究に弾み 慶應医学部 印刷
2013年 1月 25日(金曜日) 18:20

慶応義塾大学医学部の大山学専任講師と岡野栄之教授らのグループは23日、ヒトiPS細胞を使い、毛髪を生み出す組織である毛包の一部を作り出すことに成功したと発表したと各紙が報じた。ヒトiPS細胞から皮膚のもとになる細胞を作り、毛包を導く性質のある別の細胞と一緒にマウスの体内で育てると、ヒトの毛包構造の一部が再現できたという。iPS

細胞を使った毛髪再生技術や、脱毛症治療薬の研究への応用が期待できそうだという。