PC遠隔操作 捜査検証結果を共有 警察庁が全国会議 印刷
2012年 12月 19日(水曜日) 00:00

パソコンの遠隔操作で4人が誤認逮捕された問題で警察庁は18日、4都府県警が14日に公表した捜査検証結果を共有するため全国会議を開いたと各紙が報じた。関係部署の担当者約120人が参加。4都府県警の検証は、遠隔操作の可能性の認識不足や供述の吟味など基本捜査の不十分さ、部門間の連携不足などを誤認逮捕の要因と指摘した。このため会議では捜査員のサイバー犯罪知識の底上げによる意識改革や部門間の連携強化、ウイルス対策会社など民間との協力関係の構築に取り組むよう指示がなされたという。