政府 震災漂着物で米に見舞金提供へ 印刷
2012年 12月 03日(月曜日) 00:00

大震災による津波で海に流れ出したがれきが北アメリカの沿岸に相次いで漂着している問題で、政府はアメリカ政府に対し、見舞金として500万ドルを、早ければ来月にも提供することを決めたと各紙報じた。東日本大震災による津波で海に流出したがれきのうち、およそ150万トンが太平洋を漂流しているとみられているが、一部が北アメリカの太平洋沿岸に相次いで漂着している。海を漂流するがれきの処理費用を巡っては、政府は、震災でアメリカ政府とカナダ政府から大きな支援を受けたことを踏まえ、漂着したがれきの処理費用の一部を支援することを決めていた。その後、国の最新のシミュレーションで、来月ごろからがれきの漂着が本格化する可能性があると予測されたことなどから、政府はアメリカに対し、早ければ来月にも見舞金として提供することを決めた。

最終更新 2012年 12月 05日(水曜日) 17:51