玄海・川内原発の拡散予測180度逆、規制委 印刷
2012年 11月 08日(木曜日) 00:00

原子力規制委員会が原発事故時に放射性物質がどれくらい拡散するのかを予測したシミュレーションの一部を訂正した問題で、規制委事務局の原子力規制庁は6日、3度目の誤りが見つかったと発表したと各紙が報じた。九電がデータ提供の際に誤った説明をし、規制委が検証せずに使ったことが原因という。予測図は、原子力災害の防災重点区域の目安を原発から半径30キロ圏内に拡大するのを受け、道府県が防災計画を改定する際の資料として、規制委が示した。度々の訂正は防災計画づくりにも影響を与えそうだ。