森口氏の雇用に967万円支出 国の若手研究活動支援  印刷
2012年 10月 17日(水曜日) 00:00

前原誠司国家戦略担当相は16日の閣議後会見で、世界初のiPS細胞の臨床応用をしたと虚偽の発表をした森口尚史氏に対し、国が助成したプロジェクトから967万円が人件費として支出されていたことを明らかにした。プロジェクトは内閣府などが次世代の若手・女性研究者を支援しているもので、329の研究が選ばれた。森口氏はこのうち、iPS細胞の凍結保存技術の確立などをテーマとする東京大学の研究に関わっていたという。