宮城県産生カキ出荷 処理場減も漁業者に光 印刷
2012年 10月 17日(水曜日) 00:00

宮城県産生食用カキの出荷が始まった15日、石巻市や南三陸町など8カ所の処理場でカキの殻むき作業が行われたと河北新報が報じた。県内の処理場は東日本大震災で大半が被災。処理場がないため、育てたカキを出荷できない浜も少なくないという。南三陸町の県漁協志津川支所では4日に共同処理場が完成し、出荷開始に間に合った。志津川、戸倉両地区の漁業者約150人が早朝から殻をむき、約400キロを出荷した。