東電病院、入札し売却へ 東電が猪瀬副知事に報告 印刷
2012年 10月 02日(火曜日) 00:00

各紙によれば東京電力は1日、東京電力病院を売却すると正式発表した。今年度中に入札を実施し、来年度の売却を目指す。東電は当初、継続保有を決めていたが、国に次ぐ株主となった東京都の猪瀬直樹副知事から売却提案を受け再検討。同日開いた東京都との第1回定例会合で、猪瀬副知事に売却手続きに入ると報告した。同病院は、東電社員やOBとその家族しか受診できず、113床の稼働率は3割にとどまる。このため、猪瀬副知事が6月の株主総会で売却を提案。立地の良さから、資産価値は120億円になると指摘していた。