ソフトバンク、イー・アクセスを買収 LTE、デザリングがきっかけ 印刷
2012年 10月 02日(火曜日) 00:00
ソフトバンクは1日、イー・アクセスを株式交換で買収し、年度内をめどに完全子会社化すると発表したと各紙が報じた。株式取得額は1802億円。傘下のソフトバンクモバイルとイー・モバイルを合わせた携帯電話の累計契約数は約3434万件に達し、3589万件で業界2位のKDDI(au)に迫る。きっかけはiPhone5向け高速データ通信「LTE」の周波数確保と「テザリング」。イー・アクセスとの統合によりネットワークに余裕をもたせる狙いがある。iPhone 5でのテザリングサービスは来年1月15日スタートの予定だったが、これを前倒しし、12月15日にスタートするという。