6月の日銀短観 大企業景況感3期ぶり改善 政策効果や円高一服で 印刷
2012年 7月 03日(火曜日) 14:29
日銀が2日発表した6月の企業短期経済観測調査(短観)は企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業でマイナス1となり、前回3月調査から3ポイント改善したと各紙が報じた。改善は3期ぶり。円高進行が一服したほか、復興予算やエコカー補助金などの政策効果で国内需要が堅調だった。ただ、DIは3期連続のマイナスが続いており、改善ペースは鈍い。