東北3県の数次ビザ開始 中国人観光客誘致を強化 印刷
2012年 7月 03日(火曜日) 14:20

岩手、宮城、福島3県を訪れる中国人の個人観光客を対象にした数次査証(ビザ)の運用が1日始まったと各紙が報じた。有効期間内に何度も日本に入国できる数次ビザの導入は昨年7月の沖縄県に続く第2弾。大震災と原発事故で観光客が激減した3県の関係者は「中国人客誘致を強化していきたい」と意気込んでいる。「十分な経済力を有する者とその家族」を対象に、最初の旅行の際に3県のいずれかに最低1泊することが要件。有効期間は3年で2回目以降は訪問地の指定はないという。