北海道津波「国内最大」34.6m想定 専門委 印刷
2012年 7月 03日(火曜日) 14:09

北海道防災会議の地震専門委員会は28日、北海道太平洋沖で巨大地震の発生を想定した津波予測の最終報告をまとめ、道に提出したと各紙が報じた。地震の規模を三陸沖北部から根室沖までを震源とするM9.1と想定。津波の高さは浜中町琵琶瀬で最大34.6mに達し、内閣府が四国沖の巨大地震で想定した高知県黒潮町の34.4mを上回り、国内最大。釧路市は最終報告の浸水予測図に基づき試算した結果、市民10万人超の避難が必要になる恐れがあるとの見通しを示したという。