小池東京都知事「合意なき決定」と、苦渋の決断 印刷
2019年 11月 05日(火曜日) 16:38

東京オリンピック・パラリンピックのマラソン、競歩の開催地を札幌に変更するための協議が11月1日、東京都、国際オリンピック委員会(IOC)、東京五輪・パラリンピック組織委員会、政府の4者協により都内で開催された。その結果、開催地を札幌に変更することが正式に決定された。東京での開催を主張していた小池都知事は、東京都としては同意できないがIOCの決定は妨げない。「合意なき決定だ」と表明した。31日には都が札幌移転への「費用負担をしないことが確認されており、開幕まで時間がないなかでの苦渋の決断だった。開催地の首長の同意がないままの決定は異例の事態だ。