25日の豪雨災害も19号と一連の災害になるとの認識。防災担当相 印刷
2019年 10月 30日(水曜日) 22:07
政府は台風19号の被害について、「激甚災害」と「非常災害」に指定すると29日に閣議決定した。また、25日に低気圧の影響で千葉県や福島県などが被災した記録的大雨災害についても、武田防災担当相は台風19号からの一連の災害で激甚災害の対象になるとの考えを示した。菅義偉官房長官は被害対応のための予算措置について、予備費をまず充て、必要なら補正予算を組むと述べた。台風19号や25日の豪雨災害では関東甲信越と東北南部を中心に大きな被害が発生。29日現在、台風19号による被害額としては農林水産関連で1,268億円などとなっており、25日の豪雨の影響も併せると被害額がさら増える可能性がある。