19年度予算案101.5兆円と過去最大、国債は減額32.7兆円 政府筋 印刷
2018年 12月 20日(木曜日) 15:41

政府は2019年度予算案の全容を固めた。消費税率10%への引き上げに伴う増税対策2兆円を盛り込み、一般会計の歳出総額は101.5兆円と、7年連続で過去最高を更新する。財源には税収や預金保険機構が管理する剰余金などの税外収入を充て、不足分を補う新規国債の発行額を32.7兆円に抑える方針だ。複数の政府筋が明らかにした。歳出総額はこれまで最大だった18年度の97.7兆円を上回り、当初予算案で初めて100兆円を超える。