西室泰三氏死去、81歳 東芝や日本郵政で社長 印刷
2017年 10月 22日(日曜日) 15:16

東芝や日本郵政の社長、東京証券取引所の会長を歴任した西室泰三氏が、18日までに死去していたことが分かった。81歳だった。山梨県出身。1961年に慶応大を卒業後、東京芝浦電気(現・東芝)に入社した。海外事業を長く担当し、国際派として頭角を現した。DVDの規格統一を実現するなど実績を上げ、96年に社長に就任。記憶用半導体のフラッシュメモリー事業などを、東芝の主力事業に育てた。経営者としての実績が評価され、2005年に東京証券取引所の会長に就いた。