大曲の花火 雨上がり 夜空に大輪 観客を魅了 印刷
2017年 8月 30日(水曜日) 09:19
第91回全国花火競技大会(大曲の花火)が26日、大仙市の雄物川河川敷で開かれたと河北新報が報じた。東北の6社を含む27業者が花火の技術を競い、光の華が約74万人(主催者発表)の観客を魅了した。会場は前日までに降った大雨で冠水。開催が危ぶまれたが、市職員らによる懸命な復旧作業で予定通りの実施にこぎ着けた。今年のテーマは「行雲流水 日々新たに、又日に新たなり」。光と音が織りなす約1万8000発の花火が打ち上げられた。大会開始前、秋田県内を襲った7月の豪雨からの復興を祈る計30発の「激励花火」が上がり、水害の爪痕が残る被災地を癒やした。