避難指示7割で解除 残るは原発立地2町など 福島 印刷
2017年 4月 03日(月曜日) 13:27
東京電力福島第1原発事故で、福島県富岡町の全域に出されていた避難指示が1日、放射線量が高い帰還困難区域を除いて解除された。対象区域の住民登録者は、全町民の7割に当たる9544人(3月1日現在)。3月31日には同県飯舘村と浪江、川俣両町の避難指示も同様に解除され、事故から6年で、県内11市町村の避難指示は対象区域の約7割で解除された。残るは七つの市町村にまたがる帰還困難区域と第1原発がある双葉、大熊両町となる。