教職員削減の財務省案、文科省が反発「暴論だ」 印刷
2016年 11月 09日(水曜日) 23:55

文部科学省は8日、来年度から10年間で公立小中学校の教職員を約4万9千人減らせるとする財務省の試算について、「教育現場を理解しない暴論だ」と反論した。文科省は発達障害やいじめ問題などに対応するため、必要な定数を確保するよう求める構えで、2017年度政府予算案編成の焦点になりそうだ。文科省は17年度から10年間で約1万5千人の削減にとどめるべきだと主張。予算案では約1兆5千億円を概算要求している。