米軍機訓練で馬毛島買収へ 政府最終調整 沖縄負担軽減も視野 印刷
2016年 11月 07日(月曜日) 22:14
政府が、米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転先として位置づける馬毛島(鹿児島県西之表市)の用地買収に向け、島の大半を所有する都内の開発会社と最終調整に入ったことが4日、分かった。交渉開始後5年を経て契約のメドが立ち、買収額は10億円以上とみられる。政府は、米軍普天間飛行場の垂直離着陸輸送機オスプレイの訓練にも活用し、沖縄の基地負担軽減につなげることも視野に入れる。