結婚願望20代で低下 子供の希望も、「経済格差影響」 青少年機構 印刷
2016年 11月 07日(月曜日) 00:32

結婚したい、子供を欲しいと思う20代の割合が大きく低下していることが1日、分かった。国立青少年教育振興機構が実施した2015年度の調査結果を、08年度調査と比較した。同機構の明石要一青少年教育研究センター長は「経済格差や貧困の問題などが、新しい家族をつくる足を引っ張っているのではないか」と分析している。今回の調査は15年12月、インターネットを通じて全国の20~30代の男女に実施。4000人の回答を分析した。前回08年度調査は18~29歳の男女2400人が対象だった。