名古屋城全体の「保存活用計画」が完成 木造天守を復元する上で必須 印刷
2018年 5月 16日(水曜日) 10:59

名古屋城の木造天守を復元する上で必須の計画が完成した。完成したのは名古屋城全体についての「保存活用計画」。市は約2年かけて専門家から意見を聞き、従来の計画には盛り込まれていなかった「天守の木造復元」を前提とした新たな計画を策定した。国の特別史跡である名古屋城の現状変更には文化庁の許可が必須で、市は城全体の「保存活用計画」に木造復元を盛り込むことで、今後文化庁に提出する書面などとの整合性を確保し、復元工事に向けた許可を得たい考え。