産卵場所へ、願い込め 親ウナギ282匹を放流 遠州灘 印刷
2018年 11月 12日(月曜日) 09:56

産卵期を迎えた絶滅危惧種ニホンウナギの親を市場で買い上げて海に放つ浜名湖発親うなぎ放流事業は8日、本年度の活動がスタートした。176.2キロ(282匹)を遠州灘に放ち、関係者が産卵場所のマリアナ諸島沖へ無事にたどり着くよう願いを込めた。放流は年内に計3回程度を予定している。浜名湖周辺の自治体や漁業関係者らでつくる浜名湖地区水産振興協議会などが5年前から続けている。