クジラ仕留める演技披露 鳥出神社の鯨船行事 遺産登録後初の祭典 印刷
2017年 8月 30日(水曜日) 09:24

昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」の一つ「鳥出神社の鯨船行事」(四日市市)が14日、同市の富田地区で始まり、華やかに装飾された船形山車の町練りが唄や太鼓に合わせ、にぎやかに行われた。全国的に珍しい陸上の模擬捕鯨行事で、最も古来の様式を保持。地区の4つの組の山車(鯨船)が、模型のクジラを追いかけ、反撃を受けながら追い詰めて仕留めるという演技を繰り返し行う。遺産登録後初の祭典となる。