南海トラフ巨大地震予測へ 都内で研究者ら意見交換 印刷
2016年 10月 07日(金曜日) 09:43

東京大地震研究所地震・火山噴火予知研究協議会(予知協)は30日、「南海トラフ巨大地震の予測に向けた観測と研究」と題したシンポジウムを都内で開いたと静岡新聞が報じた。研究者ら約20人が研究成果を口頭発表し、巨大地震の予測可能性などについて意見交換した。スロースリップと巨大地震の関連をはじめ、約70年前の昭和東南海・南海地震の発生前にみられた地下水位の異常、東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震で観測された前兆的現象など幅広い内容が報告された。