窯業原料「売れなくなり投棄」 中央道土砂崩れ 印刷
2017年 8月 28日(月曜日) 19:24

岐阜県瑞浪市釜戸町の中央自動車道で発生した土砂崩れで、斜面に不要な窯業原料を投棄していたとされる市内の窯業原料製造会社「丸釜釜戸陶料」が、「保管目的で置いた窯業原料が不況で売れなくなり、袋にこけが生えるなどして徐々に投棄する量が増えた」と認識していることが25日までに、同社への取材で分かった。水野辰英会長は「製品は規格外でも再利用して使える可能性が高く、現場に積み上げていた」と説明。「先代からの慣例になっていた」と釈明している。