廃炉作業員、構内環境「良い」74% 東電がアンケート 印刷
2015年 12月 08日(火曜日) 00:34

東京電力は26日、福島第1原発で廃炉作業に当たる全ての作業員(東電社員を除く)に労働環境の実態を尋ねたアンケート結果を発表、構内の作業環境について「良い」「まあ良い」と答えたのは74%で、約1年前の前回調査より9.3ポイント改善したと福島民友新聞が報じた。健康管理対策について同様に答えたのは、前回を11.3ポイント上回る85.2%。除染や地表の舗装が進んだことで構内の放射線量が下がり、全面マスクを身に着けなくてもよい範囲が広がったことが要因とみられる。