「常磐もの」福島県産ヒラメ海外へ 3月にもタイへ初輸出 印刷
2018年 1月 10日(水曜日) 21:28
福島県と相馬市の水産物取扱業者は3月にも、県産ヒラメをタイ・バンコクに輸出する。県産ヒラメは身が締まって味が良い「常磐もの」として市場で高値取引されたブランド産品だが、震災前から輸出実績はなかった。初のヒラメ輸出が実現すれば、本県の風評払拭(ふっしょく)、農林水産業の復興を大きく後押しする。内堀雅雄知事が4日の年頭記者会見でヒラメの輸出プロジェクトについて明らかにし「輸出はふくしまプライドの復活やチャレンジのシンボルになる」と期待感を示した。