山形県、東電と和解 原発事故巡る裁判外紛争解決手続き 印刷
2016年 6月 28日(火曜日) 19:45

山形県は22日、東京電力福島第1原発事故に伴う2010~11年度の対策費約1億6千万円の支払いを受けることで東電と和解すると発表した。裁判外紛争解決手続き(ADR)で、東電に約2億円の支払いを求めていた。県は、この期間に約5億5千万円の費用が生じたとして損害賠償を請求。東電が一部の支払いに応じなかったため、国の原子力損害賠償紛争解決センターにADRを申し立てた。